« あけましておめでとうございます | Main | 日本法社会学会関西研究支部研究会にて »

2004.01.27

CDAMS基礎法研究分野研究会

昨日(2004年1月26日月曜日)、神戸大学大学院法学研究科
のCOE「『市場化社会の法動態学』研究教育拠点」(CDAMS)
の基礎法研究分野研究会で講演させていただきました。タイトル
は「『秩序』としての紛争」。しばしば看過されがちだけれども、紛
争もまた一つの「やり取り」であり、そうしたやり取りを整序し、存
続させる「整序原理」のようなものが存在していることは疑えませ
ん。紛争もまた単なる混乱やカオスではないのです。

問題は、そういう「整序原理」のようなものをどのように表現してい
くかということですが、私は、それをあえてポレミカルに「秩序」とい
う言葉で表現し、「望ましい整序原理=秩序」「望ましくない整序
原理=反秩序」というような区別は、価値中立をものとする社会科
学の観点からはとることができないという立場をとることにしました。
研究会ではいろいろなご意見、ご批判をいただき、目下それを今
後の研究に生かそうと構想を練っているところです。参加者の皆さ
んありがとうございました。本来、本報告では「市場と紛争」という
タイトルで競争と紛争との比較を行いたいと考えていたのですが、
競争のとらえ方があまりに多様で、手に負えませんでした。この点
については今後の課題とさせていただきます。それではまた。
(2004年1月27日火曜日)               福井康太

*http://www.cdams.kobe-u.ac.jp/archive/20040126.htm

|

« あけましておめでとうございます | Main | 日本法社会学会関西研究支部研究会にて »

Comments

The comments to this entry are closed.

TrackBack


Listed below are links to weblogs that reference CDAMS基礎法研究分野研究会:

« あけましておめでとうございます | Main | 日本法社会学会関西研究支部研究会にて »